秋葉原等の路上における、「気の弱そうな若者」に対する警察官の職務質問(ノルマ職質)で多いのは多分「カバンの中を見せてちょうだい」かも知れませんが、手抜き漫画でキャラを分かり易く描くために「キャラにいつも同じ格好をさせてみる」「医者なら常に白衣」をリアルで実践した場合、この4コマ漫画のような展開になるかも知れません。
斎藤環先生は『この世界の片隅に』への愛があまって、ついに広島県呉市まで聖地巡礼をされたそうですが、ご多忙と漏れ聞きますので、大阪行き等のついでに寄る場合でもない限り新幹線や在来線には乗らず、広島空港からタクシーを利用されているかも知れません。
そして2010年頃より広島地区のJRの古い電車は、経費節約の為「塗装直しの時期が来た車両から順次、黄色1色に塗り変える」という施策が行われたため、北條すずさんのソックリさんである南條さんが、呉線などで運行していた「赤・青・白色」の電車を知っていた可能性は微妙ですが、
ある程度の年齢以上の関東人の感覚からすると、「黄色1色の電車は、JR総武線とか南武線
とか赤羽線とか山手線」というイメージがあるため、あえて「赤・青・白色」にこだわりました。
なお、2010年からシリーズもので発表されてきたアニメ『たまゆら』では、黄色1色塗装が登場した後も一貫して「赤・青・白色」の電車が描かれていたので、「赤・青・白色」の105系と称する電車は「『たまゆら』に出てきた電車」としてのイメージが強いかもしれません。『たまゆら』では「JR呉線は1時間半に1本のローカル線」「線路を傷めない為(メンテナンス費用を浮かせるため)に、災害・事故等の非常時でもないのに徐行運転する区間がある」という嫌な宣伝をしていますが、広島ー呉には快速も運行され、昼間でも1時間に3往復程度の本数があり、単線の地方ローカル線としては本数が多くなっています。
「全国電車コレクション」はタカラトミーから発売されている
商品のオマージュです。動力ユニットを付けると「150分の1サイズの、国際規格Nゲージの鉄道模型」になります。当初は「食品玩具」のような「何が入っているかな?ランダム封入式」のタイプで
1両400円だったゆえ、マイナーな車種でも幅広い層から人気を得たそうですが、2016年登場の車種に至っては「2両で3,000円」と値上げが激しく、動力ユニットも値上げされているため、通常の高価な鉄道模型との差が縮まっています。というか、ディティールよりも価格を優先しているモデルであれば日本製でも「
モーター付きが2両で3,500円」ですので、むしろ逆転が生じています。