ひきこもり新聞の創刊号には書いてありませんでしたが、第2号以降に、それまでの「応援価格1部二千円」の5倍にあたる
「超応援価格・1部1万円」が設定された件も元ネタにしております。
だって、引きこもりの「社会とはこういう感じだ像」なんて「たまたま見た漫画やアニメの受け売り」でしょ?
「そんな胡散臭い新聞なんて
買うかよ」 (゚Д゚)ゴルァ!! |
案の定、売れなかった・・・ |
廃刊は時間の問題だった |
このままでは自分は、
「職歴なし無職」になってしまう!! |
恥ずかしくて
地方選挙すら立候補できない…!! |
木村ナオヒロには秘策があった |
古文の木村先生はいつも
募金で1万円出すじゃないか…!! |
これだ・・・!! |
どうせ引きこもりなんて
現実とアニメの区別が
つかない連中じゃないか!! |
ひきこもり新聞を1万円で売ろう!! |
♪ヘッド・エーイク・・・
♪ヘッド・エーイク・・・
頭痛の種は止まらない~・・・
(おわり) |
少し引きこもりを中傷してしまった…すまんのぉ…ウチの先生はオタク精神科医の斎藤環先生
ではないにも関わらず(ほいでも出身大学の偏差値的にはご自身が上でも、斎藤環先生の事を良い先生だと褒めちょったよ!!)、ウチに「いいトシして子供が観るもん見るな」ではなく「どうかアニメとか漫画とかの趣味も大切にして下さい」って漫画アニメ歓迎じゃけぇね。ほじゃけど、そういうモンでも当てがっておかんと、「将来に悲観したコイツはマジで自殺する」と思われちょるかもねぇ。確かに当たってるじゃ。
ウチは『プロジェクトX』のテーマ曲を歌ってる中島みゆきさんも好きじゃ。
♪ヘッド・エーイク・・・ヘッド・エーイク・・・頭痛の種は止まらない~。
『あずまんが大王』の古文の木村先生・・・自身の性癖を一切隠さず、女子生徒への、おかしな言動を繰り返しているので、実在していたら倫理的にアウトで即刻免職ですが、そこは4コマ漫画のギャグですので・・・。表向きは変態、裏では「募金やお賽銭に1万円をポンと支出する慈善家」という設定ですが、よくよく全話を読み返してみると、「1万円の善意の寄付」を実行したのは、街頭募金と、主人公達が3年生のときの初詣でお賽銭をあげたときの2回きり・・・だったと思います。
木村先生が募金で壱万円を寄付する際に募金スタッフから「いつも、ありがとうございます」と言われるのですが、これを言わせるために「いつも木村先生は同じ人へ募金している計算高い人」という解釈も可能です。
2回きりの描写でも「募金やお賽銭に1万円札」というのは読者にとって十分インパクトがある訳です。で、初詣で神社に1万円のお賽銭をあげたときの願いが「世界人類が平和でありますように」で、外見に反して「根は良い人」と見られがちですが、よ~く考えてみると、高校教師なら「生徒の大学合格や就職合格がうまくいきますように」と願うのが筋でしょうから、「お金をポンと出す人は良い人だ」という、現代人がいかにお金に目が眩み、何事もお金基準で物事を考えているか、という皮肉的なメッセージとも取れるでしょう。そういうブラックでシュールな解釈が幾通りも可能な『あずまんが大王』だからこそ、各種の賞を受賞する事が出来たのでしょう。
1万円を募金したりお賽銭にあげたりする(しかもお賽銭1万円で利他的な願い事をする)『あずまんが大王』の古文の
木村先生・・・そして、ひきこもり新聞の「超応援価格を1部
1万円に設定した
木村ナオヒロ編集長」、
高校教師なのに初詣で生徒の進路成就を願わない木村先生、
ひきこもりの味方を主張しながら、ひきこもり新聞の創刊直後に事実上ほぼコッソリ選挙に出馬したり、シチュエーションによって「自分は引きこもりではない」と「今でも社会的ひきこもり」など様々な対極のカードを使い分けて、何やらコソコソ、胡○臭い、ひきこもり新聞の木村ナオヒロ編集長・・・
・・・何だか不思議な「木村姓」の縁を感じます・・・何だかなぁ
なお、木村先生の名言「女子高生とか好きだから!」(教師になった本音を包み隠さず生徒に暴露した名シーン)からも分かるように、木村先生の興味対象は「女子高生」限定であり、同僚の20代中盤の女性教師なども、木村先生にとっては眼中の外です。その意味をくんで「男とかババアとかに興味は無い」という台詞にしました。木村先生にとって「女子高生以外はババア」という、木村先生の価値観が相当に偏狭で、且つ、それをストレートに口に出してしまう性格を汲んでの過激な発言描写ですので、なにとぞ誤解なきようお願い致します・・・